映画「10ROOMS」は4つの物語からなるオムニバス映画。各物語とも舞台は沖縄市コザの街なので、少しづつ物語がシンクロしていきます。

そんな4つの物語を繋いでいくのが全編に渡り登場するバイプレイヤーたち。今回はその個性豊かな面々をご紹介いたします。

これぞ ありんくりん!な掛け合いも必見

まずご紹介するのは、O-1グランプリの王者・お笑いコンビ「ありんくりん」のクリスさん。相方のひがりゅうたさんは一話の主人公を演じています。クリスさんも重要な役どころで、舞台となるトリップショットホテルズ・コザのマネージャー役(板長)を演じています。

各物語ごとにチェックインする主人公たちに絶妙な間合いで接する姿勢はさすがお笑い沖縄王者!また、一話では相方のりゅうごさんともコンビさながらの掛け合いも見せてくれます。

岸本作品には欠かせない沖縄を代表する名俳優

そして、冒頭からエンディングまで登場するコザの不屈の恋愛戦士?を演じたのは山城智二さん。沖縄を代表するお笑い芸人でお笑い事務所FECの代表も務めます。そんな智二さんは役者としても評価が高く、岸本作品でも無くてはならない存在です。

今回演じていただいた役は、何度も何度も女性に振られるが、それでも新しい恋に挑戦している男です。コミカル要素だけの役のようですが、実は、この役が本作で伝えたい「不屈の精神」を表しているのです^^

笑いの中に本質が宿る。まさに智二さんならではの役どころです。

コザらしい悪役を見事に演じてくれた二人の個性

全編に渡って暗躍するコザのヤクザを演じたのは、お笑い事務所FECに所属する「パーラナイサーラナイ」のあきらさんと、同じくFEC所属の芸人ニッキーさん。無骨な茶髪ヤクザのあきらさんと、ハーフヤクザのニッキーさんはコザの悪役にピッタリ。

ほのぼとした一話から緊張の三話、ハードボイルドな四話と、加速していく物語の重要なキーマンとなる二人。二人と共に物語がどんなエンディングを迎えるかお楽しみに。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です